気象庁の関田康雄地震津波監視課長が、28日午後4時50分から開いた記者会見でのやりとりは次の通り。
関田課長 今回の津波は第一波の後しばらくしてから、大きな津波が到達するという傾向が見られる。第一波が小さくても、安心せずに絶対に海岸に近づかないで欲しい。1960年のチリ地震津波でも同様の傾向がみられる。引き続き警戒をしてもらいたい。 ――警報はどれぐらい継続するのか。 関田課長 現在は、北海道と東北地方、太平洋沿岸に後続波の大きな津波がやってきている状況で、さらに高くなっている傾向も見られる。この状況で津波警報を解除できる状況でないことをご理解頂きたい。警報の解除、注意報への切り替えのタイミングは大きなエネルギーの津波が落ち着いた後に判断するという形になる。関東以西は第一波が到達したばかりで今後、大きな津波が来ると思われる。 ――段階的な解除もあるのか。 関田課長 仮に東日本で警報クラスの津波が収まれば、先に解除することは検討の中に入っている。 ――大きなエネルギーが落ち着くのまでにどれぐらいの時間がかかるのか。 関田課長 大きな波から数時間程度と考えている。1、2時間ではない。 ――大きな波の規模はどの程度になるのか。 関田課長 場所によっても変わるが、(最初の波の)数倍程度の波がやってきている。 ――津波の規模は予想より小さいのか。 関田課長 予想と同じ所と、予想より小さい所があるという傾向がある。 ・ <訃報>吉田昭さん74歳=弁護士、元神戸地裁部総括判事(毎日新聞) ・ TSKスーパーニュース ・ <水俣病>69年以降生まれも救済 国が提案(毎日新聞) ・ 民主・石井氏「鳥取、島根は日本のチベット」(読売新聞) ・ 満潮、大潮で一層の警戒を=気象庁(時事通信)
by qfgzmawpv5
| 2010-03-03 10:01
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